new-life

"my life is my own choices"

ささやかな再開

出会いは星の数ほど、再開は雲の数ほど。


高校時代を男女比1:2で過ごしてきた自分にとって、話さず話せずじまいで終わった人なんて数え切れない訳です。ただこっちは見てたよ、覚えてるよ・・・多感な男子だったんだよ、もてない顔して・・・見てたよ、覚えてるよ。最近は名前さえ思い出せなくなった人もたくさんいますが。24年も生きてきたから・・・もとい25年か・・・まあ、いいか。そんなに生きてきたから星の数ほど出会いがあった訳だ。ただ!ただですよ、その人は思い出はあろうがなかろうが顔は大概覚えてる、ましてや高校時代の同級生ならば間違いなく顔を覚えてる。
まあ、ここまで来たら高校時代の同級生と再会したんだなって分かってもらえると思います。地元の駅前でふらーっと歩いてたら、脱力気味にふら〜っとです、歩いてたら前からスーツ着てる見た事ある顔を持った女性がきりっと歩いてきたんです。さあここで問題だ・・・TVゲームだったら選択肢が「ピッ」って出てくるね・・・とはいえ自分なんて人間は「話す」っていう選択肢は出てくる訳がない、まず出てくるのは「1(相手を)見る、2無視」程度のものでしょうな。そいでもって多くの場合は2でエンドです、エンド!ファイナル!!・・・なんだけど今回は1だった訳です、そして目があった訳だ!次の選択肢へ・・・次は普通なら「1気付いたフリ2またも無視」程度でしょうな、自分なんて・・・ただ今回は違う、飛び級して声をかけた訳だ、声をかけてみたの!したらば無視ですよ・・・。・・・えっ?・・・あっ?です・・・よっぽど自分を慰めたかったよ、ただ慰めたら泣きそうだったよ・・・平静を保とうとして平静じゃなかったよ・・・。怖かったのかなんなのか震えてたよ・・・。あー今考えるだけで恥ずかしさで熱くなり、怖さで冷たくなって体調がおかしくなるわ・・・。今考えるとあの子と自分はすれ違う時にすり抜けたんじゃなかろうか・・・一瞬肩とかぶつかるかと思いきやスッってなったんじゃなかろうか・・・自分は見えてるんだろうか・・・誰かー!触っておくれ・・・すり抜けたとしても触ってるフリをしておくれ・・・。あー切ない・・・。
雲の数ほどふわふわしてるのが再開な訳です、自分にとっては再会、あの子にとっては・・・なんだったんだろかねぇ・・・ここだよー!気付いておくれよー!思えば思うほど切ないわ・・・。初めて再開を雲と表現しましたが、今日からはこれを持論にしていきたいと思います。


久々にここを動かすためだけのつもりが切なさもトッピングされて。
夜になっても雨が降るようになったので春ももうすぐですよ、星をまたいっぱい集められる季節ですねぇ。星を集めて雲に一喜一憂できる・・・そんな人生を送りたいものです。腹立つわぁ・・・こんなキレイに締めた感のある終わり方自分でしておいてなんですがむかっ腹もんです・・・じぶんにごめんなさい、みなさんにおやすみなさい。