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"my life is my own choices"

友人結婚式


ハッピーエンドの映画を今イメージして・・・。


とても素敵な主役ふたりらしい2時間と少しの時間を・・・前後もあるので正確に言うと・・・27時間を過ごさせてもらいました。式前日の22時〜式翌日の1時まで、それは素敵なミステリーツアーでした。友人の結婚式に参加するとなんだかじっくりコトコト幸せな気持ちになってとても余韻が強烈ですね。


前日22時
新郎が世紀の迷采配で2次会の進行に大抜擢されました。多分自分を知っている人なら分かってくれるだろうものすごい抜擢だと思います、自分をすごくよく知っている友達だからこそあえて自分の進行というチャレンジをしたくなったんだと思いますが それにしてもすごい人選だと思います。電話で正気かどうか確認して、間違いなく自分を希望していると分かったので引き受けました。
前日に幹事の方と最終打ち合わせを済ませてから、新郎に頼まれたモノを届けに家にお邪魔しました。それが22時。前日にお邪魔するなよという話であり、家に上がっていくなよという話であり、事もあろうにお酒をいただくなよという話であり、前日の家族の時間を奪うなよという話であり、深夜1時まで最後は2人になって語らうというなかなか最低な事をしてしまいました。しかもこっちは既婚で前日から当日にかけての大変さを経験しているのに・・・。大変申し訳ない、逢う度に謝る事にしよう・・・昔話から今話まで楽しかった!でも申し訳なかった。それにしてもお酒弱いくせに結構いただきました。


当日12時前
当日は12時からなので30分くらい前に会場に着くように・・・そんな予定でした。朝からのんびりとリラックスした時間を過ごしてこどもと遊びながら、コパアメリカの開幕戦を見ながら準備をしていました。案の定のんびりしすぎました。到着すると新郎の大学時代の友人が入口にいました。ちなみに自分と新郎は違う大学です。自分が大学卒業して社会人になってから新郎を介して何度か会った友人もいたりして、久々の再開に披露宴スタート前に感動しかけました。すごくいい人、新郎が大好きになるのも分かる友人。で、控室で周りに倣ってウイスキーでこの日のお酒スタート。
新郎は大学時代音楽をやっていて、自分もその音楽を聴いていて、とある名曲があってその生みの親にもついに会えました。こちらは話に何度も聞いていながらもなかなか会う機会が無かったけどついに会えました。照れを隠しもせず曲に感動した事と、会えた喜びを伝えてきました。もう普通の日なら満腹でいいくらいな感じになっていました。


披露宴
もうここは何も言う事なし・・・。限られた時間の中にふたりの人となりが凝縮されるのが披露宴で、大好きなふたりの披露宴が悪い訳が無いんです・・・微塵の客観性も無いですが、客観視の必要性も無い所だと思っています。自分達の披露宴の時と重ねたりもしてすごく幸せを感じ取れた2時間と少し。
2次会の進行に対する恐怖感もここでは完全に忘れてました。単純構造の自分の強み。披露宴終了後の新郎新婦に見送られる時に ふたりに2次会よろしくと軽く言われた時に蘇りましたが、忘れて披露宴が楽しめたのは結果的によかったなあ。


2次会
2次会の進行が良かったか悪かったか、果たして適任だったかどうかは自分では言わないでおきます・・・自分の中に留めるとして、ふたりに感謝され、出席した友人からのよかったよ の言葉を真に受ける事にしました。
2次会の幹事と進行は時間があっという間に過ぎますね。2次会でこれまた久々に会った高校時代の友人ともあまり話せず、本来2次会で改めて祝福したいふたりとも事務的な感じで、次こうするしねーと耳打ちする程度のコミュニケーションで終わりました。全ては3次会にと切り替えて・・・出来の善し悪しは別にして2次会の裏方をしてきました・・・今となっては、させてもらいましたという感じですね。
終盤はもう 勇気をくれ僕に勇気をくれ、2次会で恒例のチュウコールを煽る勇気を僕にくれ・・・と心の中でずっと歌ってました。あれは皆さんに助けられました・・・。あと新婦の妹さんからの手紙は目頭が熱くなりました、自分ところの姉妹もそうですがやっぱり女同士はいつまで経っても仲良しですね。


3次会
地元でお馴染みの居酒屋さんに場所を移して。3次会はほんと27時間を締めるに相応しいような、余韻を強烈にするに相応しいような場でした。騒ぐ訳でもなく、語らいたいだけ語らってという感じの。初対面の人の輪の中に自分のグラスを持って寄って行ったり、新婦の妹さんとその婚約者の彼氏さんと積極的に話したり、昔の自分からは想像できないような事をしている自分に気付いて歳を重ねたんだなあ、と思いました。30歳になってこう・・・ようやくそういう事をしたいと思えるようになってきました。ただ30歳になっても人前で進行出来る人間ではないと自己分析しますけど・・・。誰でもないあの友人が結婚式を挙げるんだからと引き受けたんだと思います、2度はないこの機会にそう声掛けしてもらえたのはすごく幸せな事だったんだと終わった今思えます。
友人の大事な時間の一部を共有させてもらった幸せの余韻を早くも感じつつ帰りのタクシーに乗りました。余韻が強すぎて 楽しかったなあーという切なさも強かったです。そのくらいの1日だったんだろうなあ。


15年間この日を待ってた!お幸せに!