復活劇

とある所に小さな植物。

とある所でもなんでもないんですけど。何故か植物担当になり毎朝様子を見て、水をやりってな感じをしています。初めは なんで自分が･･･ と思ってましたが少しやっていると愛着が湧いてくるもんです、他人が水をやっていると あーあーそんなにがっちょにやっちゃだめだ･･･ とか思ってしまいます。がっちょ は恐らく方言ですかね、雑な感じで無理やりやるような感じをがっちょにする、または がいちょにする と言います。
そんな中、たくさんある小さな鉢の中でひとつだけ葉がしおれてました。まだは葉は青かったのにしおれていて 素人目にも良くないんだろうな、と思いました。そこでよく分かりませんが一番陽の当たる所に配置換えしてみたところ、今日復活してました。葉も張りが出てきてあと少しで完全かな、と。なんと嬉しい･･･思いが通じたなんて普段は思いもしない自分ですが、少し思った恥ずかしい自分がいました。今回の復活もきっと自分の影響は少なく、植物自体の生命力による復活なんだと思います。そして相変わらず植物の世話に関しては分からない事が多いです、いくつも犠牲になってしまいました･･･その度に哀しい気持ちになります。あれこれせずに栄養剤を挿してあげればよかったなあ、とか思うといたたまれない気持ちになります。
とまあ、こんな感じの単純なタイプな人間なので、思い入れがちょっとの間に入ってしまうのであんまり立ち向かいたくなかったりします。でも嬉しかった、人間が人間を成長させるように生命が自分を強くしてくれると思います、でもあんまり哀しい思いはしたくない･･･そんなジレンマを感じた日。おやすみなさい、よい夜をー