new-life

"my life is my own choices"

車とのお別れ

車に全く興味のない自分でも。


少しばかり強烈に感傷的になりました。恥ずかしながら小さな子が大好きなぬいぐるみと決別した時のような不思議な悲しみというか焦燥感というか・・・。
色々な所に行きました。多分ここから円を描くと距離にして250kmの範囲を行ったり来たり。そして実際250kmで円を描くとぴったり車で行った所の際限と一致しました。福井、岐阜、ちょっと愛知、静岡市の静岡、横浜、茨城、宮城仙台、山形・・・驚くほど際限に沿って。静岡県磐田市は少し円からはみ出そうかな。それでも250km圏内を広く思い出とともに。
色々な時間も。きっと大学時代からだからそれこそ10年。楽しかった時間地点から見ても、時間期間から見ても10年間様々に。
今の家族を自分が持つにあたってもとても重要だった車。その車に対しての かくも奇妙な感情を共有してくれる自分の家族。良かったな、幸せだったな、車!と思う自分はきっと頭のどこかがメルヘンチックなんだと思います、悪い意味で。きっと年式や車の現状からいって二度と車の姿を見る事も無いんだろうなあ、と思うと果てしなく落ち込める自分の頭もきっと・・・。あわよくば最期の日は一緒の布団で寝たいとさえ思った自分はメルヘンを大きく超えていると思います。最期の時、車屋さんに車を置いて台車で帰る時の、車の佇まいとかを見た時は切なくて鼻が少しばかりツンとしました。
ありがとう。また所々でみんなで思い出せるように話に出すよ。なんだろうなあ、ずっと忘れないんだろうけど忘れたくもない、そんな車とのお別れ。きっとこの辺の涙腺が緩んだのは自分の年式から来るメンテナンス不足。ありがとう。