new-life

"my life is my own choices"

季節外れの蛍を見に行こう

季節外れと知ったのは事後です・・・。


夏の風物詩だと思っていた蛍ですが、初夏やら梅雨やらの代物らしいですね・・・こんなもんは常識なんでしょうが、この辺がすっぽりと欠落しているのが自分ですゆえあしからず。思い立ったら即行動!・・・この辺は自分らしくないですが、何の下調べもせずに発ちました。自分にとっての数少ない情報は、少年時代に蒸暑い中で田んぼの真ん中で見たという記憶と PS2のぼくのなつやすみ2内で割と序盤にゲンジボタルが出てくるイベントがあった 以上2点というなんとも心細い、牽引力が何もない感じで・・・あと・・・辺りが暗かったかな、あと蛍とは幻想じゃなく虫らしいですよ・・・もうかくなる上は阿呆になってやろうじゃないかという感じです。
季節外れでしたが、蛍も見れました。やっぱり人が惹きつけられるだけの事があるんだなあ、と感じました・・・しばし見入ってました。川の音といい、夜の静けさといい・・・蛍を見に行くのは雰囲気も兼ね備えているんだなあ、と。その雰囲気も巻き込んだとてもいい時間ではあるんですが、自分の邪悪なる部分といいますか・・・どうしようもない事を思ったりするんです。なんで蛍は求愛のためとはいえケツを光らせる選択肢だったんだろう・・・今自分にお尻を光らせるオプション選択があったら光らせるか・・・絶対嫌だろ・・・しかも発光させるって結構なエネルギーが必要になりそうだ・・・でも仮にエネルギーは必要ないとしたら選択するか・・・何が何でも嫌だろ・・・自分は自分自身を視覚的に発光させたくない!・・・とまあこんな事を思ってました、多分どうしようもない人間なんでしょう・・・。でも蛍を見て綺麗だなあと思ったのも事実です、そして自分には要らないと思ったのも事実、両方思ったんです・・・まあ、いいか。
来年はこの教訓を生かしてもう少し早い時季に行きたいと思います。空一面に緑色の光を見に!と想像を逞しくするときっとよろしくないので、あくまでピークを見に行くという感じで・・・来年になったらまた 蛍のピークを忘れ、空一面の緑光を求めていそうですが・・・まあ、また来年蛍の話題を・・・覚えていたらというか来年も見に行ったら。